2026年10月26日(月)から10月31日(土)までの6日間、東京ビッグサイトで「JIMTOF2026(第33回日本国際工作機械見本市)」が開催されます。
工作機械業界にとってJIMTOFは、国内外の最新技術が一堂に集まる、日本を代表する大型展示会です。工作機械だけでなく、鍛圧機械、切削工具、測定機器、制御装置、CAD・CAMなど、ものづくりを支える幅広い技術が展示されます。
2026年は33回目の開催となり、公式発表によると2026年6月16日時点で944社・4,423小間という大規模な展示が予定されています。
今回は、開催が近づくJIMTOF2026について、開催概要や注目すべきポイントを紹介します。
JIMTOF2026の開催概要
JIMTOFは「Japan International Machine Tool Fair」の略称で、日本語では「日本国際工作機械見本市」と呼ばれています。
JIMTOF2026の開催概要は以下の通りです。
- 名称:JIMTOF2026 第33回日本国際工作機械見本市
- 会期:2026年10月26日(月)~10月31日(土)
- 開催期間:6日間
- 開場時間:10:00~17:00
※最終日は16:00まで - 会場:東京ビッグサイト
- 主催:一般社団法人日本工作機械工業会、株式会社東京ビッグサイト
- 展示場面積:92,850㎡
- 入場料:当日3,000円、前売1,000円(税込)
- 学生:無料
詳しい開催情報は、JIMTOF2026公式サイトで確認できます。
944社が集結予定。JIMTOF2026は過去最大級の規模へ
今回のJIMTOF2026では、2026年6月16日時点で944社、4,423小間の出展規模が発表されています。
会場では、主な出展製品ごとに企業を配置する「類別展示」が行われる予定です。
展示対象は非常に幅広く、
- 工作機械
- 鍛圧機械
- 工作機器
- 切削工具・耐摩耗工具
- ダイヤモンド・CBN工具
- 研削砥石
- 歯車・歯車装置
- 油圧・空気圧・水圧機器
- 精密測定機器
- 光学測定機器
- 試験機器
- 制御装置
- CAD・CAMなどの関連ソフトウェア
- 環境対応技術・関連機器
など、製造業を支える幅広い分野が集結します。
つまり、JIMTOFは単に「新しい工作機械を見る展示会」ではありません。
加工・測定・自動化・ソフトウェアまで、現在のものづくりを構成する技術をまとめて確認できる展示会といえます。
注目したいのは「機械単体」から「生産システム全体」への進化
近年の製造業では、工作機械単体の性能だけでなく、
- 自動化
- ロボットとの連携
- AIの活用
- IoTによる設備管理
- 生産管理システム
- インプロセス・オンマシン測定
- CAD/CAMとの連携
といった、工場全体の生産性を高める技術への関心が高まっています。
実際に、JIMTOF2026の公式サイトでは、出展者によるニュースリリースが公開されており、切削油、生産管理システム、自動化・保全ソリューションなど、工作機械本体以外の幅広い技術が紹介されています。(JIMTOF)
そのため今回のJIMTOFでも、「どのメーカーが新型機を発表するのか」だけではなく、
「工作機械をどのように自動化し、どのように効率的な生産につなげるのか」
という視点が、重要なテーマの一つになるのではないでしょうか。
AI・自動化・測定技術にも注目
製造業では現在、人手不足や熟練技術者の減少といった課題への対応が求められています。
こうした背景から、今後さらに重要になると考えられるのが、「人が操作する機械」から「自ら判断し、連携する生産設備」への進化です。
例えば、
- ロボットによるワークの着脱
- 無人運転時間の拡大
- センサーを活用した設備状態の把握
- 加工中の測定
- 生産管理システムとのリアルタイム連携
などは、すでに多くの製造現場で導入が進んでいます。
JIMTOF2026では、こうした技術を個別に見るだけでなく、工作機械・ロボット・測定機器・ソフトウェアを組み合わせた「次世代のものづくり」を体感できる場になることが期待されます。
東4~6ホールは休館。来場前の会場確認も重要
今回のJIMTOF2026では、東京ビッグサイトの大規模改修工事の影響により、会期中は東4~6ホールが休館となります。
展示場面積は92,850㎡と大規模ですが、過去のJIMTOFとは会場の使い方や動線が異なる可能性があります。(JIMTOF)
そのため、来場を予定している方は事前に、
- 見たいメーカー
- 注目している機械・技術
- 展示ホール
- 会場までの移動ルート
などを確認しておくと、限られた時間を有効に活用できそうです。
公式サイトでは出展者情報が公開されており、オンラインチャンネルについては2026年9月15日の公開予定と案内されています。
中古工作機械市場にとってもJIMTOFは重要なイベント
JIMTOFで発表される新しい工作機械や生産技術は、新品設備市場だけの話ではありません。
最新設備の導入が進めば、既存設備の入れ替えが発生します。
その結果、
設備更新 → 既存機械の売却 → 中古市場への流通
という流れが生まれます。
特に、日本国内で使用されてきた工作機械は、海外市場でも高い評価を受けています。
新しい設備への更新によって発生する中古工作機械を、国内だけでなく海外も含めた幅広い販路で再流通させることは、設備の有効活用という点でも重要です。
新品工作機械の最新技術を見るJIMTOFと、中古工作機械の流通は、一見すると別の市場に見えるかもしれません。
しかし実際には、設備投資と設備更新によって両者は密接につながっています。
2026年10月、工作機械業界の未来を体感できる6日間
JIMTOF2026は、2026年10月26日から31日まで、東京ビッグサイトで開催されます。
944社・4,423小間という大規模な展示が予定されており、工作機械をはじめ、鍛圧機械、工具、測定、自動化、ソフトウェアなど、ものづくりに関わる幅広い企業と技術が集結します。
今回のJIMTOFで注目したいのは、単なる新製品の発表だけではありません。
AI、自動化、ロボット、測定技術、ソフトウェアなどを組み合わせ、これからの製造現場がどのように変わっていくのか。
JIMTOF2026は、そのヒントを得られる大きな機会になるはずです。
当社としても、今後JIMTOF2026で発表される新技術や、工作機械業界の動向について注目していきたいと思います。
2026年10月に開催されるJIMTOF2026。
工作機械業界、製造業、そして中古工作機械市場に関わる私たちにとっても、見逃せないイベントになりそうです。


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