こんにちは、ダイナです!
今回は、迫るEV化に向けた工作機械製品の紹介(後編)させていただきます。
日本のEV化は遅れている

欧州連合(EU)と欧州議会は、2035年に欧州域内で販売される乗用車と小型商用車の100%をZEV(ゼロエミッションヴィークル)にする法案について合意しました。ZEV(ゼロエミッション・ビークル)とは、走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)のことです。
日本国内では、電気自動車の生産台数は増えてはいるものの、インフラの配備などを見る限りあまり進んでいるようには思えません。
一般社団法人 日本自動車工業会の「2050年カーボンニュートラルに向けた課題と取組み」によると、低酸素に貢献する高性能HEV(ハイブリッド車)の普及も必要としているため、完全EV化自体を行うがどうかがはっきりしていません。(参考:2050年カーボンニュートラルに向けた 課題と取組みhttps://www.meti.go.jp › carbon_neutral_car › pdf)
仮に完全EV化に向けた動きがあるにしても実行に移すかは疑問が残ります。
規制開始が早い国では2030年からガスを排出する自動車の販売が行えなくなります。

そんな中、重要になるのがEV車向けに活用される工作機械です。
この記事では2023年に普及・活躍が期待されるEV向けの工作機械を紹介します。
2023年に活躍が期待されるEV向け工作機械(後編)
この項目では、2023年に活躍が期待されるEV向け工作機械を紹介します。
広幅円筒研削盤「C6040E」(ジェイテクト)

ジェイテクトマシンシステムの広幅円筒研削盤「C6040E」は、モーターシャフトの量産に特化しています。
といし幅400mmで段付きシャフトを一挙同時研削することによって高い生産性を誇ります。
従来は、研削に3台必要だった生産ラインをこの1台に集約できます。
(参考:新商品情報 株式会社ジェイテクトマシンシステム)
対向2スピンドル旋盤「ANW300ⅢN」(FUJI)

FUJIの対向2スピンドル旋盤「ANW300ⅢN」は、モーターシャフトの製造に適しています。
FUJI独自の高剛性対向2スピンドル旋盤がバージョンアップしました。
主軸の対向配置と高い機械剛性により片軸で断続荒加工していても反対軸での仕上げ加工への影響を最小限に抑えます。
また、標準的にビルトインされたスイングアームロボットが最適な自動化を実現します。
(参考:ANW3シリーズ)
「ロボマジックSAKU270」(桜井製作所)

桜井製作所のロボット加工機「ロボマジックSAKU270」は、門型MCに代わる大型加工機として活用します。
三菱電機と共同開発した数値制御(NC)装置を採用し、オペレーターが他のNC工作機械と同じ感覚でロボットを扱える操作性の高さが魅力です。
電気自動車(EV)の洋上風力発電関連の部品やバッテリーケースなど、主に1mを超える対象物を加工できます。
(参考:ロボット加工機 ロボマジック SAKU270 | sakurai-machinery)
CNC超精密門形平面研削盤「UPG―CHLiシリーズ」(岡本工作機械製作所)

岡本工作機械製作所のコンピューターCNC超精密門形平面研削盤「UPG―CHLiシリーズ」は、大型高精度部品の研削を全自動加工・機上測定できます。
左右テーブルにリニアモータ駆動と可変油静圧スライドを採用したことで、左右テーブル速度は安定した低速から40m/minまでの2軸補間を自由にコントロール可能です。
EV向けに大型化が進むモーターコア用順送金型などに対応した平面研削に力を発揮します。
(参考:門形平面研削盤シリーズ | 門形研削盤 岡本工作機械製作所)
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