こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は、一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2025年7月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体の動向を把握するための重要な指標です。
それでは、最新の統計データをもとに、今月の動きを確認していきましょう。
目次
2025年7月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は、2025年7月分の工作機械受注統計(速報)を以下のとおり発表しました。
区分 | 受注額 | 前月比 | 前年同月比 | 2025年累計受注額 | 前年同期比 |
---|---|---|---|---|---|
受注総額 | 1,283億5,700万円 | 96.4% | 103.6% | 9,058億9,700万円 | 104.8% |
内需 | 354億4,900万円 | 88.9% | 99.3% | 2,577億4,000万円 | 99.1% |
外需 | 929億800万円 | 99.6% | 105.3% | 6,481億5,700万円 | 107.3% |
7月の動向まとめ
- 受注総額は1,283億円超となり、前年同月比ではプラス3.6%と回復基調が続いています。
- 前月比では96.4%とやや減少しましたが、累計ベースでは前年同期比104.8%と堅調です。
- 内需は354億円で前月比88.9%と減少。前年同月比では横ばい(99.3%)で推移しました。
- 外需は929億円と堅調で、前年同月比105.3%と引き続き好調を維持。海外市場の需要が全体を支える結果となっています。
2025年7月の工作機械受注は、外需の好調さにより全体として前年同月比プラスを維持しました。一方で内需は一服感が見られるため、今後の設備投資動向が注目されます。
次回の速報発表は2025年9月9日(火)15時以降の予定です。
当ブログでも随時最新情報をお届けしてまいりますので、ぜひチェックしてください。
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