一般社団法人日本工作機械工業会より、2026年6月の工作機械受注速報が発表されました。
受注総額は2,035億1,500万円となり、前月比115.0%、前年同月比152.8%と大幅な伸びを記録しました。5月から再び増加に転じ、2か月ぶりに2,000億円を突破しています。
今回は最新の受注速報をもとに、工作機械市場の動向や中古工作機械市場への影響を考察します。
2026年6月 工作機械受注速報
| 項目 | 2026年6月 | 前月比 | 前年同月比 |
|---|---|---|---|
| 受注総額 | 2,035億1,500万円 | 115.0% | 152.8% |
| 内需 | 580億1,600万円 | 128.0% | 145.5% |
| 外需 | 1,454億9,900万円 | 110.5% | 156.0% |
また、2026年1~6月の累計受注額は1兆552億8,100万円となり、前年同期比135.7%と高い成長率を維持しています。
ポイント① 受注総額が2,000億円台へ回復
5月はゴールデンウィークの影響もあり前月比で減少しましたが、6月は前月比115.0%と回復しました。
受注総額は2,035億円となり、今年に入っても非常に高い受注水準が続いています。
工作機械業界では1,500億円を超えると堅調、2,000億円を超えると非常に活発な設備投資が行われている一つの目安とされており、今回の結果からも市場の力強さがうかがえます。
ポイント② 外需が引き続き好調
外需は1,454億9,900万円となり、
- 前月比 110.5%
- 前年同月比 156.0%
と非常に高い伸びを記録しました。
日本製工作機械は、インドをはじめ中国、北米などを中心に需要が高く、海外での設備投資が引き続き受注を支えています。
株式会社ダイナでもインドを中心に中古工作機械の輸出が増えており、海外市場の活況を日々実感しています。
ポイント③ 内需も回復基調
内需は580億1,600万円となり、
- 前月比 128.0%
- 前年同月比 145.5%
と大きく増加しました。
国内企業でも設備更新や生産能力増強への投資が継続していることがうかがえます。
新設備の導入が進めば、それまで使用していた工作機械が中古市場へ流通するケースも増えるため、中古工作機械市場にとってもプラス材料となります。
中古工作機械市場への影響
受注が好調な局面では、新しい設備への更新が活発になります。
その結果、
- プレス機械
- マシニングセンタ
- NC旋盤
- プレスブレーキ
- シャーリング
- 研削盤
などの中古工作機械が市場へ出回る機会が増えます。
一方で、海外市場では日本製中古工作機械への需要も高いことから、中古機械の流通量が増えても、人気メーカーや状態の良い機械は引き続き高値で取引される傾向があります。
株式会社ダイナでは、国内販売だけでなくインドをはじめとした海外販路を活かし、国内需要だけでは評価しきれない機械についても適正価格で査定しています。
今後の見通し
2026年上半期(1~6月)の累計受注額は1兆552億8,100万円となり、前年同期比135.7%と非常に好調なペースで推移しています。
世界経済や為替、地政学的リスクなど不透明な要素は残るものの、現時点では国内外ともに設備投資意欲は堅調です。
この流れが続けば、中古工作機械市場も引き続き活発な取引が期待されます。
まとめ
2026年6月の工作機械受注速報では、内需・外需ともに力強い伸びを示す結果となりました。
- 受注総額:2,035億1,500万円(前年同月比152.8%)
- 内需:580億1,600万円(前年同月比145.5%)
- 外需:1,454億9,900万円(前年同月比156.0%)
- 2026年累計:1兆552億8,100万円(前年同期比135.7%)
設備投資が活発な今は、中古工作機械の需要も高まるタイミングです。機械の更新や工場整理をご検討中の方は、海外販路を持つダイナへぜひご相談ください。


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