こんにちは、株式会社ダイナの松本です。
設備更新や工場整理に伴い、メカニカルプレス売却を検討してはいませんか?
「古いメカニカルプレスでも売却できるのか」「サーボプレスへの更新が進むなか、中古需要はあるのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、中古メカニカルプレスを売却するときに確認されるポイントと、株式会社ダイナの実際の取扱事例を紹介します。
この記事でわかること
- 古いメカニカルプレスでも売却できるのか
- 中古メカニカルプレスの査定で確認される項目
- クラッチ・ブレーキなど機械状態の見方
- C型やストレートサイド型と査定の関係
- 30年以上前のプレス機の買取事例
- 売却前に確認しておきたい機械情報
中古メカニカルプレスは売却できる可能性がある
メカニカルプレスは、中古機械として売却できる可能性があります。
メカニカルプレスは電動モーターの回転運動を機械的な機構によってスライドの直線運動へ変換するプレスで、プレス機械の9割以上を占める主要な方式です。
長年にわたり多くの製造現場で使用されてきたため、中古市場でもさまざまなメーカー・型式の機械が流通しています。
株式会社ダイナでも、AIDA・AMADA・KOMATSUなどのメカニカルプレスを取り扱ってきました。
弊社でも1992年製のKOMATSU OBS60-3B・OBS45-3Bを買取した実績があります。
年式だけで買取可否は決まりません
製造から30年以上経過した機械でも、年式だけで買取可否が決まるわけではありません。
実際の査定では、機械ごとのメーカー・型式・能力・仕様・状態、中古市場での需要などを確認します。
中古価値はメーカー・型式・能力・仕様などを確認して判断する
中古メカニカルプレスの査定では、まず機械の基本情報を確認します。
代表的な確認項目は、以下の通りです。
- メーカー
- 型式
- 製造年
- 加圧能力
- ストローク長さ
- ストローク数
- ダイハイト
- スライド調整量
- ボルスター寸法
- フレーム形式
- 現在の稼働状態
例えば同じ110トンプレスでも、型式によってストロークやダイハイト、ボルスター寸法などは異なります。
こうした違いによって、使用できる金型や加工内容も変わります。
トン数だけでなく型式ごとの仕様を確認
そのため中古機械では、「何トンのプレスか」だけでなく、型式ごとの仕様まで確認することが重要です。
AIDA・AMADA・KOMATSUなどメーカーやシリーズも査定材料になる
中古メカニカルプレスでは、メーカーやシリーズも確認します。
国内では、AIDAやAMADA、KOMATSU、FUKUIなど、さまざまなメーカーの機械プレスが長年使用されてきました。
中古市場では、機械の仕様や状態だけでなく、そのメーカー・型式に再利用の需要があるかも査定に関係します。
C型やストレートサイド型も中古価値を確認するうえで重要
メカニカルプレスには、さまざまなフレーム形状があります。
代表的なのがC型プレス・ストレートサイドプレスです。
分類する基準が異なります
メカニカルプレスは主に機械を動かす方式を表し、C型やストレートサイド型はフレーム構造を表します。
中古査定でも、能力だけでなくフレーム形式や機械全体の仕様を確認します。
クランクプレスは代表的なメカニカルプレス
メカニカルプレスのなかでも、多く使用されてきたのがクランクプレスです。
一般的なクランクプレスでは、モーターやフライホイールから得られた回転運動を、クランク軸やコネクティングロッドを介してスライドの上下運動へ変換します。
代表的な構成は次の通りです。
- モーター
- フライホイール
- クラッチ
- ブレーキ
- クランク軸
- スライド
株式会社ダイナでも、過去にFUKUI OSE500L1 500トンクランクプレスなどを取り扱っています。
クラッチ・ブレーキやスライドの状態も確認する
中古メカニカルプレスでは、仕様だけでなく現在の機械状態も重要です。
特に従来型の機械プレスでは、以下の状態を確認します。
- クラッチ・ブレーキ
- スライドの動作
- 異音・振動
- フレーム
- 操作盤
- 安全装置
- メンテナンス状況
クラッチ・ブレーキは、機械の運転・停止に関わる重要な部分です。
長期間使用した機械では、こうした駆動部分の状態も中古機として再利用できるかを判断する材料になります。
不具合があってもまずは状態を確認します
ただし、不具合があるからといって必ず査定できないという意味ではありません。
現在どのような状態なのかを確認したうえで判断します。
稼働を停止しているメカニカルプレスもまずは状態を確認する
設備更新後に長期間使用していないプレスや、現在電源を入れていない機械が残っていませんか?
- 数年間使用していない
- 現在は電源を落としている
- 一部に不具合がある
- 動作状態が分からない
こうした機械でも、メーカー・型式・年式・能力・仕様などを確認し、現在の状態を含めて査定します。
売却前に無理な修理・分解は不要です
売却前に無理に修理したり、機械を分解したりするのではなく、まず現状のまま相談する方がよい場合があります。
AMADAのシングルクランクプレス【買取実績】
株式会社ダイナのメカニカルプレス買取実績
AMADA TP110EX シングルクランクプレス
株式会社ダイナでは、AMADAのメカニカルプレスについても買取実績があります。
同じシリーズでも能力や年式、仕様が異なるため、銘板などから正確な型式を確認いたします。
サーボプレスへの更新後も従来型メカニカルプレスに中古需要が残る場合がある
近年は、スライドモーションを柔軟に制御できるサーボプレスも広く使用されています。
一方で、従来型のメカニカルプレスがすべて中古価値を失っているわけではありません。
加工内容や必要な能力、設備投資の条件などは工場ごとに異なります。
新品設備ではなく中古機を選択するユーザーもいるため、仕様や状態が需要と合えば、従来型のメカニカルプレスが再利用されるケースがあります。
株式会社ダイナでは、国内だけでなく海外への中古機械流通にも取り組んでいます。
そのため、国内で長年使用されたプレスでも、国内外の需要を確認しながら査定します。
メカニカルプレスの売却前に確認しておきたい情報
中古メカニカルプレスの売却を検討している場合は、まず次の情報を確認してください。
査定相談前に確認したい情報
- メーカー
- 型式
- 製造年
- 加圧能力
- 現在稼働しているか
- 不具合の有無
- 機械全体の写真
- 銘板の写真
- 操作盤の写真
取扱説明書や仕様書が残っている場合も、機械の仕様を確認する資料になります。
すべての情報が揃っていなくても、機械全体と銘板の写真があれば確認を進めやすくなります。
まとめ|古いメカニカルプレスも売却できる可能性がある
中古メカニカルプレスは、年式だけではなく、型式・仕様・状態・中古需要を確認して価値を判断します。
- AIDA・AMADA・KOMATSUなど各メーカーを確認
- トン数だけでなくストロークやダイハイトなども重要
- クラッチ・ブレーキなど機械状態も査定材料
- 稼働停止中の機械でも査定できる場合がある
- 30年以上前のメカニカルプレスにも買取実績がある
- スクラップ処分前に中古機としての価値を確認する
設備更新や工場整理で不要になるメカニカルプレスがある場合は、処分を進める前に一度ご相談ください。
中古プレス機の売却をご検討中ですか?
古い機械・長期間使用していない機械も、まずは現在の状態をご相談ください。メーカー・型式・年式、写真などをもとに確認します。




