こんにちは、株式会社ダイナの松本です。
工場の設備更新や機械整理で、長年使用してきた油圧プレスの売却の相談をいただくことがあります。
「古い油圧プレスでも売れるのか」「油漏れがあると査定できないのか」と気になる方も少なくないでしょう。
今回は、中古油圧プレスを売却するときに確認しておきたいポイントを紹介します。
油圧プレスは中古でも再流通するため売却対象になる
弊社では、油圧プレスを買取しております。
中古機械は買取後にそのまま再利用されるだけではなく、機械の状態や用途によっては整備やメンテナンスを行ったうえで、次のユーザーに提供させていただくこともあります。
「年式が古いから価値がない」わけではありません。
株式会社ダイナでも油圧プレスを買取対象としており、実際に中古油圧プレスの買取を行っています。
売却を検討している場合は、処分してしまう前に中古機械として査定できるか確認することをおすすめします。
油圧プレスはメーカー・型式・能力・仕様を確認する
中古油圧プレスの査定では、まず機械の基本情報を確認します。
主な確認項目は、以下の通りです。
- メーカー
- 型式
- 製造年
- 加圧能力
- ストローク
- テーブル寸法
- 機械全体の大きさ
- 現在の使用状況
能力や大きさ、機械の構造、使用目的はさまざまです。
メーカーや型式、仕様とあわせて、その機械を中古市場で再利用できるかを確認していきます。
油圧プレスは動作状態が査定の重要な判断材料になる
中古油圧プレスでは、現在どのように動作しているかも重要です。
- スライドやラムが正常に上下するか
- 動作が途中で停止しないか
- 動作時に大きな異音がないか
- 不自然な振動が発生していないか
- 操作系に不具合がないか
現在も工場で使用している油圧プレスであれば、稼働している状態を確認できることもあります。
長期間停止している機械や不具合がある機械については、分かる範囲で現在の状態を伝えることが大切です。
油漏れや油圧系統の状態も確認しておきたい
油圧プレスならではの確認ポイントが、油圧系統です。
- シリンダー周辺の油漏れ
- ホースや配管からの油漏れ
- 油圧ポンプの状態
- 圧力計の状態
- 油圧作動時の異音
- 油圧が安定しているか
油圧機器では、作動油や配管、シリンダーなどの状態が機械の動作に関わります。
油漏れがある場合は、どこから漏れているのか、現在どの程度動作するのかなど、機械の状態を確認したうえで判断します。
古い油圧プレスも年式だけで買取可否は決まらない
中古プレスの価値は製造年だけで決まるものではありません。
- メーカー・型式
- 加圧能力
- 機械の仕様
- 稼働状態
- 油圧系統の状態
- 中古市場での需要
これらを総合的に確認します。
弊社でも、30年以上前に製造された中古プレスを買取した実績があります。
油圧プレスについても、古いという理由だけで売却を諦めるのではなく、まずは機械情報を確認して査定を相談することが重要です。
動かない油圧プレスも状態を確認して判断する
長期間使用していない油圧プレスや、現在動作していない機械についても、一律に査定対象外になるわけではありません。
- 電源が入らない
- 油漏れがある
- 一部の動作に不具合がある
- 長期間稼働させていない
- 故障内容が分からない
こうした場合でも、まず現在の状態を確認します。
重要なのは、メーカー・型式・年式・能力や、不具合の内容が分かる範囲で情報を伝え、現状のまま相談する方が確認しやすい場合があります。
中古油圧プレスは再利用できるかという視点も重要
中古機械の査定では、その機械を次に使うユーザーがいるかどうかも重要です。
油圧プレスは用途や仕様の幅が広いため、機械の仕様と次の使用目的が合えば、中古機として再利用できる可能性があります。
また、中古プレスは必要に応じて整備・メンテナンスを行いながら長期間使用されることもあります。
そのため、年式だけを見るのではなく、機械として再利用できる可能性を確認することが中古油圧プレスを査定するうえで重要になります。
ダイナでも中古油圧プレスを実際に買取
株式会社ダイナでは、C型プレスやストレートサイドプレスだけでなく、油圧プレスも査定・買取対象としています。
2026年10月には、タナカカメ製の中古油圧プレスを買取し、解体・搬出を行いました。
大型機械については、機械そのものの状態だけでなく、設置場所や搬出経路、使用できる重機、搬出時期なども確認しながら対応方法を検討します。
買取した中古機械は、自社倉庫で保管し、国内販売や海外への流通につなげています。
油圧プレスの査定では分かる範囲の情報を準備する
油圧プレスの売却を検討している場合は、まず次の情報を確認してください。
- メーカー
- 型式
- 製造年
- 加圧能力
- 現在稼働しているか
- 不具合や油漏れの有無
- 機械全体の写真
- 銘板の写真
すべての情報が揃っていなくても相談できます。
型式や年式が分からない場合でも、機械全体と銘板の写真があれば確認を進めやすくなります。
まとめ|油圧プレスは状態と需要を確認して査定する
中古油圧プレスは、年式だけで売却できるかどうかが決まるわけではありません。
まずは以下を確認しましょう。
- メーカー・型式
- 製造年
- 加圧能力・仕様
- 基本的な動作状態
- 油漏れや油圧系統の状態
- 中古市場での需要
古い油圧プレスや、不具合がある機械でも査定できる場合があります。
設備更新や工場整理で不要になる油圧プレスがある場合は、処分や解体を進める前に一度ご相談ください。
株式会社ダイナでは、中古油圧プレスをはじめ各種プレス機の査定・買取から、必要に応じて解体・搬出まで対応しています。




