大型プレスの売却時には、機体以外に工場からどのように搬出できるかまで確認しておくことが重要です。
特に大型機では、進入条件などによって搬出方法が変わります。
株式会社ダイナでは、大型プレスの買取だけでなく、機械の解体・搬出・運搬まで対応してきました。
今回は、大型プレスの売却前に確認しておきたい7つの搬出条件を紹介します。
大型プレスは売却と搬出を一緒に考える
大型プレスの売却では、機械の査定以外に工場から機械を撤去するための搬出方法も考える必要があります。
- 機械の大きさや重量
- 設置場所
- 工場内の搬出経路
- 出入口
- 使用できる重機
- トラックの進入場所
- 搬出可能な時期
特に数百トンクラスの大型機では、現場条件に合わせて搬出方法を検討することが重要です。
売却を検討する段階から、機械の査定と搬出をあわせて考えておくと、その後の調整を進めやすくなります。
①機械の重量と外形寸法を確認する
まず、プレス機本体の重量と外形寸法を確認します。
確認したい主な項目は、以下の通りです。
- 幅
- 奥行き
- 高さ
- 機械重量
- 加圧能力
注意点は、加圧能力と機械重量は異なるという点です。
例えば150トン、200トン、400トンといった表記はプレスの加圧能力を示すもので、実際の機械重量そのものではありません。
搬出方法を検討する際は、メーカーや型式、仕様書などから機械本体の大きさや重量を確認します。
②工場内の通路と出入口を確認する
大型プレスを搬出するには、機械の設置場所から工場外までの経路を確認する必要があります。
- 通路幅
- 出入口の幅
- 出入口の高さ
- 柱や壁との間隔
- 床の段差
- 周辺設備
機械をそのまま移動できない場合は、現場条件に合わせて搬出方法を検討します。
大型プレスでは、機械本体だけでなく、工場全体を見て搬出経路を確認することが重要です。
③天井高さとクレーン設備を確認する
大型プレスの解体や搬出では、吊り作業が必要になる場合があります。
その場合は以下も確認しましょう。
- 工場内の天井高さ
- 天井クレーンの有無
- クレーンの能力
- フックが届く範囲
- 吊り作業を行えるスペース
工場内にクレーンが設置されていても、対象となる機械や部品の重量に対応できるとは限りません。
既存設備を使用できるか、別の設備を用意する必要があるかを事前に判断します。
④フォークリフトや重機を使用できるか確認する
大型プレスの搬出では、フォークリフトやクレーン車などの重量物対応設備を使用することがあります。
株式会社ダイナでは、3トンから24トンクラスまでのフォークリフトを保有し、大型機械の荷役にも対応しています。
現場では、以下の条件を合わせて確認しておきましょう。
- 重機を機械の近くまで入れられるか
- 安全に旋回できるスペースがあるか
- 床面が重量に対応できるか
- 周囲の設備と干渉しないか
機械と現場の両方を確認したうえで、使用する設備を検討します。
⑤大型トラックの進入条件を確認する
工場内から機械を搬出した後は、運搬車両への積み込みが必要です。
事前に以下を確認します。
- 工場周辺の道路幅
- 大型車両の進入可否
- トラックの旋回スペース
- 積み込み場所
- 車両を一時的に停車できる場所
工場の出入口までは問題なく搬出できても、大型トラックを近くまで入れられなければ、別の方法を検討する必要があります。
査定時には、工場内部だけでなく、工場外の車両動線まで確認しておくことが重要です。
⑥分解・解体が必要か確認する
大型プレスは、機械の大きさや重量、工場の出入口などによっては、部品を取り外したり、機械を分解したりして搬出します。
株式会社ダイナでも、大型プレスの買取に伴い、現場で解体・搬出作業を行っています。
どこまで分解する必要があるかは、以下によって異なります。
- 機械の構造
- 重量
- 出入口
- 使用できる重機
- 搬出経路
売却前に機械を独自に分解せず、まずは現状のまま相談することをおすすめします。
⑦搬出時期と設備更新スケジュールを確認する
設備更新に伴う売却では、旧設備をいつまで使用するのかも重要です。
- いつまで生産に使用するのか
- いつから搬出できるのか
- 新設備はいつ搬入されるのか
- 工場内の作業スペースをいつ確保できるのか
これらを整理します。
大型プレスでは、現地確認から実際の搬出まで準備が必要になる場合があります。
そのため、設備を停止してから売却先を探すのではなく、設備更新が決まった段階から相談しておく方がスムーズです。
大型プレスの搬出では安全管理も重要
大型機械の搬出では安全面も考えて、以下にも注意する必要があります。
- 周辺設備への接触
- 吊り荷
- 重機の移動
- トラックの進入
- 作業員同士の連携
特に大型プレスでは複数の設備や車両を使用することがあるため、事前に作業内容を確認し、安全に作業できる環境を整えることが重要です。
株式会社ダイナでは、機械の状態だけでなく現場条件も確認したうえで、大型機械の搬出方法を検討しています。
搬出条件は写真でも確認しやすい
大型プレスの査定を依頼する際は、機械本体だけでなく以下の箇所も撮影しておくと確認がスムーズです。
- 銘板
- 機械周辺
- 工場内の通路
- 出入口
- 天井クレーン
- 工場外の道路
- トラックが進入できるスペース
現地調査が必要になる場合でも、事前に写真があれば搬出条件を把握する参考になります。
詳しい撮影ポイントについては、「プレス機の査定に必要な写真は?撮影しておきたい7か所」でも紹介しています。
ダイナの大型プレス解体・搬出作業を動画で紹介
株式会社ダイナでは、大型プレスの買取に伴う解体・搬出作業も行っています。
大型機械では、機械本体の状態だけでなく、設置状況や搬出経路を確認しながら作業方法を検討します。
実際の大型プレス解体・搬出作業の様子は、以下の動画でご覧いただけます。
↓動画再生は以下の画像をクリック

ダイナでは大型プレスの買取から搬出まで対応
株式会社ダイナでは、中古プレスの査定・買取に加え、大型機械の解体・搬出・運搬にも対応しています。
自社倉庫や大型フォークリフトなどの設備を活用し、買取した中古機械を国内販売や海外輸出につなげています。
大型プレスについても、古い機械や複数台、設備更新に伴う売却などをご相談いただけます。
現場によって搬出条件は異なるため、機械情報と設置状況を確認したうえで対応方法を検討します。
まとめ|大型プレスは売却前に搬出条件を確認
大型プレスを売却するときは、次の7つの搬出条件を確認しておくことが重要です。
- 機械重量・外形寸法
- 工場内の通路・出入口
- 天井高さ・クレーン設備
- フォークリフト・重機
- 大型トラックの進入条件
- 分解・解体の必要性
- 搬出時期・設備更新スケジュール
大型プレスでは、機械の査定だけでなく、現場から安全に搬出できるかまで含めて売却を考える必要があります。
「大型プレスを売却したいが搬出方法が分からない」
「設備更新に合わせて撤去したい」といった場合も、まずは機械全体・銘板・設置場所・搬出経路の写真をご準備ください。
株式会社ダイナでは、大型プレスの査定から解体・搬出までご相談いただけます。




