こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
2026年が始まり、製造業を取り巻く環境も少しずつ新しい局面に入っています。本記事では、2025年後半から感じられる中古工作機械市場の変化を踏まえながら、2026年の市場動向について考察していきます。
2025年後半から見えてきた変化
2025年後半から続く相談内容や現場の動きの“延長線上”として、注目すべき兆しは見え始めています。当社へのご相談内容を振り返ると、2025年後半以降、次のような傾向が目立つようになりました。
- 単体売却ではなく「複数台まとめて相談したい」
- 工場縮小・レイアウト変更に伴う設備整理
- 大型プレスや重量機を含む一括処分の検討
- 売却時期を明確に決めず「まず相談したい」という問い合わせ
これらは景気悪化による緊急売却というより、中長期視点での設備整理・経営判断の一環としての動きと感じられます。
一括買取が検討されやすくなっている背景
こうした相談が増えつつある背景には、いくつかの構造的要因があります。
人手不足と設備維持の負担増
古い設備を維持し続けること自体が、人手・コストの両面で負担になりやすくなっています。
老朽設備の「先送り」が難しくなった
修理・部品調達・安全対策など、「まだ使えるから残す」という判断が難しい場面が増えています。
国内中古市場の成熟
単品売却よりも、まとめて整理した方が合理的という考え方が広がりつつあります。
2026年は「見極めの年」になる可能性
現時点では、2026年が「一括買取ニーズが本格化する年」になるかどうかは断言できません。
しかし、以下を踏まえると2026年はその流れが一過性なのか、定着するのかを見極める年になる可能性は高いと考えています。
- 2025年から続く相談傾向
- 設備更新・工場再編の流れ
- 海外需要(特にアジア向け)の安定感
中古工作機械の売却は「早さ」より「整理力」
2026年に向けて重要なのは、「急いで売ること」ではなく、どの設備を残すのか、どこまでを整理するのか、誰に任せるのかを整理したうえで判断することです。
特に大型機械や複数台の売却では、搬出・保管・輸出まで見据えた対応力が求められます。
まとめ|2026年を冷静に見るという選択
2026年の中古工作機械市場は、まだ方向性が完全に見えた年ではありません。
だからこそ、情報収集や相談、選択肢の整理などの動きが、結果的に最も有利な判断につながる年になると考えています。
当ブログでは、今後も中古工作機械市場の動向や現場視点での考察をお届けしていきます。


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