こんにちは、株式会社ダイナの広報・松本です。
2024年以降の工作機械市場は、「新品納期の長期化」「設備投資の質的シフト」「アジアを中心とした海外需要の拡大」という3つの潮流により、中古機械の買取ニーズが高まっています。
直近の市況を押さえつつ、“今”売ると有利になる理由と、実際に査定・買取で査定額を上げるための実務ポイントをわかりやすく解説します。
ポイント
- 新品の納期遅延・コスト高が続き、即時導入可能な中古機の価値が上昇している
- 製造業の設備投資は「増設」から「最適化」へシフトしており、不要設備の売却が資金化の有効手段に
- アジア市場を中心に日本製中古機の輸出需要が堅調で、輸出ルートを持つ業者なら高評価を出しやすい状況
2024年〜直近の市況が示す“売り時”の根拠
- 受注・受注額の横ばい〜調整:日本工作機械工業会(JMTBA)の月次データをみると、局所的な増減はあるものの、2024年以降は需要の再配分や季節変動が続いています。短期で見れば変動がありますが、総じて「即納可能な中古」への買い替え需要が一定して存在します。
- 設備投資の内容変化:経済産業省のものづくり白書では、単なる増設投資ではなく「効率化・自動化・既存設備の最適化」に向けた投資が増えていると指摘されています。これにより、古いが稼働可能な機械が現場で“流動資産”として扱われやすくなっています。
- 海外需要の追い風:JETROなどの調査でアジア市場の投資・生産拠点拡大が示されており、日本製中古工作機械への需要が続いています。輸出量の増減は貿易統計にも表れており、海外ルートの有無が査定額差に直結します。
買取ニーズが高い=売る側が有利になる場面
以下のようなケースでは、特に買取価格が上がりやすく、売却を検討すべきタイミングです。
- 工場の自動化・省人化で旧ラインを整理する場合
- 工場統合・閉鎖で複数台を一括売却できる場合(まとめて流通に乗せやすい)
- 生産品目の切替で特定機種が不要になる場合(需要が限定されがちな機械は海外需要のある業者へ)
- 新品納期が長く、即時稼働が優先されるライン立ち上げがある場合
これらの局面は、現金化の優先度が上がり、かつ買い手側(国内・海外双方)が探している“供給”と一致するため、売却条件が良くなることが多いです。
査定額を上げるための現場でできる“5つ”の実務ポイント
- 稼働履歴(稼働時間/生産実績)を準備する
稼働中の写真や運転ログ、メンテ記録は査定で高く評価されます。 - 主要消耗品・部品の添付情報を揃える
消耗品の交換履歴や残存部品の有無は、海外バイヤーの評価を左右します。 - 通電・動作確認ができる状態で写真・動画を撮る
現場を止める短時間で済むなら、「動作動画」は査定額アップに直結します。 - 付属品・金型・治具をまとめて提示する
付属品が揃っていると買取単価が上がります。 - 一括売却は交渉力を高める最大のカード
同一ロットでの買取は業者が輸出パッケージに組みやすく、条件面で有利になります。
これらは準備コストが小さく、即効性のある対策です。
輸出ルートを持つ買取業者を選ぶメリット
- 国内での需要が低い機械でも海外で高く売れるため、国内相場より高値が期待できる。
- 決済・通関・現地引き取りまで一括で対応できれば、売り手の手間とリスクが大幅に下がる。
- 海外の買い手事情に基づいた修復・整備を行える業者だと、査定がさらに上振れします。
ダイナのようにアジア販路を持つ業者は、こうした優位性を活かして高価買取を提示できます。
実際の売却フロー
- 問い合わせ・機種情報の登録(型番・年式・稼働時間)
- 机上査定(写真・動画で一次評価)
- 現地確認(短時間の通電確認) → 最終査定提示
- 契約・搬出日程調整(撤去・運搬含む)
- 決済・書類処理・輸出(該当する場合)
この流れを一貫して受けられる業者を選ぶと、売却がスムーズです。
まとめ
2024年以降の市場トレンド(新品納期長期化・設備投資の最適化・アジア需要の拡大)は、中古工作機械の買取を有利にしています。
特に「稼働履歴の可視化」「付属品の有無」「一括売却」は査定額を左右する重要ポイントです。輸出ルートを持つ業者に依頼すると、国内相場より高く売れる可能性が高まります。
今が「売りどき」です—早めに査定を取って、資産の現金化を検討してください。
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参考出典
- 一般社団法人 日本工作機械工業会(JMTBA) 統計(受注実績・月次). (一般社団法人 日本工作機械工業会 |)
- 経済産業省「ものづくり白書(2024)」. (経済産業省)
- JETRO レポート(アジア・製造業の現地動向). (JETRO)
- 財務省 貿易統計(工作機械輸出データ). (日本貿易委員会)
- 日本銀行(短観・設備投資関連統計). (日本オリンピック委員会)


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