こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。今回は、急成長を続けるインド製造業市場に注目し、
当社が持つ「インド向け中古工作機械輸出ネットワーク」が今後どのような価値を生むのかを考察します。
インド経済、製造業を軸に持続成長へ
近年のインド経済は、製造業を中心に堅調な成長を遂げています。モディ政権が進める「メイク・イン・インディア(Make in India)」政策を背景に、自動車・EV・半導体・鉄道・航空といった幅広い分野で国内生産体制の強化が加速しています。
特に、EV(電気自動車)や航空機関連では精密加工需要が増大し、高精度な日本製工作機械や中古機械への注目度が高まっています。
IMTEX 2025が示した“インド製造業の熱気”
2025年1月にバンガロールで開催されたIMTEX 2025(インド国際工作機械見本市)では、世界中から工作機械メーカーが集結しました。日本からも多くの企業が「日本パビリオン」を通じて出展し、インド市場の旺盛な設備投資意欲を肌で感じる展示会となりました。
来場者の関心は、EVやインフラ関連のほか、「日本製中古工作機械をどのように導入できるか」という実務的なテーマにも向けられており、コストパフォーマンスの高さと精度維持力が再び評価されています。
日本製中古工作機械が選ばれる理由
インドでは、新品の工作機械の導入コストが依然として高く、特に中小製造業者にとって日本製中古機の導入は最適な投資手段となっています。
- 高精度・長寿命であること
- メンテナンス性に優れていること
- 部品調達や修理対応がしやすいこと
これらの特性が評価され、プレス機・マシニングセンタ・旋盤・研削盤など、金属加工機械を中心に中古需要が拡大しています。
株式会社ダイナの強み|インド販路と高価買取の仕組み
株式会社ダイナでは、長年にわたるインド・アジア圏への輸出実績を活かし、国内で不要になった中古工作機械を高価買取しています。
現地クライアントとの直接ネットワークにより、中間マージンを削減しながら、需要のある機械をスピーディに再流通させることが可能です。また、インドでは再整備(リファービッシュ)を経て即稼働できる中古機が求められており、
当社が扱う日本製中古機は、現地工場の立ち上げやライン増設を支える重要な役割を担っています。
今後の展望|成長するインド市場と中古機の可能性
東洋経済オンラインによれば、インドは今後数年間で年率6〜7%の経済成長を継続すると見込まれ、製造業がGDPの中核を占める構造が強まりつつあります。さらに、2028年までに工作機械市場規模は約25億ドル(年率+9.4%)へ拡大する見通し。
このような成長トレンドの中、日本で役目を終えた中古工作機械が、インドの新しい工場で再び稼働するという流れが確実に広がっています。株式会社ダイナは、こうした循環型ビジネスを通じて、日本とアジアをつなぐ架け橋として貢献してまいります。
まとめ
インドの製造業は今、拡大のフェーズにあります。その波を捉え、日本製中古工作機械が新たな市場で再び活躍する機会が増えています。
株式会社ダイナでは、こうした海外需要を見据え、国内で不要になった中古機械を公正・迅速・高価に買取し、インドをはじめとするアジア各国で再び活用できる環境を整えています。
参考


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