2023年（上半期2）工作機械業界関連の展示会の日程！特徴も含めて紹介

今回は、前回に引き続き2023年上半期の工作機械業界関連の展示会の日程や特徴について紹介します。

前回の記事は、こちらを参照ください。

2022年11月に開催されたJIMTOF（日本国際工作機械見本市）は、1000社以上の出展企業、総来場者数はおよそ11万人という反響のある産業展示会となりました。

工作機械業界における展示会では、最新の工作機械の技術や特徴をリアルに感じれられます。1つの会場で複数のメーカーや製品に触れられる絶好の機会となりますので、後継機種や新しい機種への入替を検討されている企業におすすめです。

また、各店舗のエンジニアに直接相談でき、詳しい話を聞ける利点もあります。

2023年、国内ではどのような展示会が開催されるのか、日程や特徴を紹介します。

工作機械・金属加工関連の展示会日程2023年上半期（2）

2023年上半期に行われる各展示会の日程や特徴は以下の通りです。

INTERMOLD 2023（第34回金型加工技術展）/ 金型展2023

開催概要

名称	INTERMOLD 2023（第34回金型加工技術展）/ 金型展2023
会期	2023年4月12日(水)～15日(土)
開場時間	10:00～17:00　※最終日は16:00まで
会場	東京ビッグサイト（〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11-1）
主催	一般社団法人日本金型工業会
運営	インターモールド振興会（テレビ大阪エクスプロ内）
後援	経済産業省、外務省、東京都、独立行政法人日本貿易振興機構、東京商工会議所、日本経済新聞社、独立行政法人中小企業基盤整備機構（順不同／申請予定）
協賛	一般社団法人日本工作機械工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本工作機械輸入協会、一般社団法人日本金属プレス工業協会、日本精密機械工業会、一般社団法人日本機械工具工業会、一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、ダイヤモンド工業協会、一般社団法人型技術協会、日本プラスチック機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益社団法人精密工学会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鋳造協会、一般社団法人日本AM協会（順不同／申請予定）
公式サイト	https://intermold.jp
前回東京展（2021年開催）来場者数	11,083人（INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展の合計）
予想来場者数	50,000人（同時開催展を含む）
入場料	3,000円（税込）（事前来場登録の上来場者証持参者は無料）
併催展	金属プレス加工技術展2023

INTERMOLD 2023（第34回金型加工技術展）/ 金型展2023の特徴

一般社団法人日本金型工業会、一般社団法人日本金属プレス工業協会が開催する金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD / 金型展 / 金属プレス加工技術展」は、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程における最新製品やサービスなど、注目のソリューション提案を行います。

会場内では注目テーマの展示企画フェアを実施予定。金型業界にも大きな波として押し寄せつつあるプラスチック加工に焦点を当てた「次世代プラスチック加工フェア」や、生産性向上・業務効率改善をテーマにした「製造業DXフェア」、次世代加工技術として注目される「3Dプリンティング＆AM技術フェア」をはじめ、合計6つのフェアを展開。

トレンドを集中展示することにより来場者へ訴求し、出展効果を上げる企画を実施します。

（参考：展示情報 インターモールド2023/金型展2023/金属プレス加工技術展2023プレスリリース第2弾（11月22日発行）(PDF/1MB)）

メタル ジャパン（高機能 金属展）

開催概要

会期	2023年5月17日（水）～19日（金）
会場	インテックス大阪
主催	RX Japan株式会社
出展対象製品	高機能合金 ┗ 高強度合金、耐熱合金、耐食合金、超硬合金、耐摩擦性合金、快削合金、超塑性合金、超弾性合金、水素吸蔵合金、超電導合金、アモルファス合金、有機金属化合物　　…など 金属材料 ┗ 軽金属（アルミニウム、マグネシウム、チタン、アルカリ金属、アルカリ土類金属 など）、高純度金属、貴金属（金、銀、白金、銅 など）、金属粉末、レアメタル（コバルト、ニッケル、マンガン、レアアース など）　　…など 金属加工装置 ┗ 圧延機、押出機、鋳造機、プレス機械、ダイカストマシン、搬送機器、カレンダー装置、粉末成形機、光造形、複合成形技術、設計／解析／試作ツール、マシニングセンター　　…など 検査・測定・分析技術 ┗ X線検査装置、外観検査装置、金属疲労試験機、非接触温度測定機、三次元測定機、密度検査装置、金属検出機、ひずみゲージ、密度検査装置　　…など リサイクル装置 ┗ 工業炉、工業炉付帯設備、溶解装置、凝固装置、計量装置、異物除去装置、粉砕機・破砕機　　…など 高機能金属製品 ┗ 圧延品、鋳造品、ダイカスト製品、電線、高機能金属 加工技術　　…など
来場対象者	下記が専門の金属メーカーの技術者 ┗ 研究・開発、設計・製造、品質管理、購買・資材　　…など 下記分野の金属ユーザー ┗ 航空宇宙、自動車、電子機器、電池、産業機械、金属部品　　…など 他材料（樹脂・セラミック など）のユーザー　　…など
主催者	RX Japan株式会社

メタル ジャパン（高機能 金属展）の特徴

日本の鉄鋼・非鉄・流通など金属産業を網羅した展示会です。

アルミ、銅、チタン、マグネシウム、貴金属、鉄鋼をはじめとした金属材料や、その加工機械、分析・検査機器、鋼材流通など、高機能金属に関するあらゆる技術が出展する商談展です。

（参考：メタル ジャパン（高機能 金属展）｜高機能 素材week）

MEX金沢2023（第59回機械工業見本市金沢）

開催概要

名称	MEX金沢2023（第59回機械工業見本市金沢）
テーマ	技術と歩もう　未来への道
開催趣旨	金属工作・加工機械及びその関連製品並びに電機・電子関連機器等の流通促進と技術交流をはかり、産業と貿易の振興発展に寄与することを目的とする。
主催	一般社団法人石川県鉄工機電協会
後援	石川県、石川県市長会、石川県町長会、石川県商工会議所連合会、 石川県商工会連合会、（独）日本貿易振興機構金沢貿易情報センター （順不同）
協賛	(一社)日本工作機械工業会、日本精密機械工業会、 (一社)日本鍛圧機械工業会、(一社)日本フルードパワー工業会、 (一社)日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、 (一社)日本ロボット工業会、日本工作機械輸入協会、 日本機械工具工業会 （順不同）
会期	2023年5月18日(木)～20日(土) 3日間 開場時間　午前10時～午後5時 入場無料
会場	石川県産業展示館（3･4号館）>>アクセス
展示規模	12,884㎡（3号館 6,209㎡・4号館 6,675㎡）
募集小間	700小間
目標来場者数	4万人 （機械金属電機業界の設備技術者、開発研究者及び経営者、営業･資材担当者並びに一般ユーザー他）
出展対象製品	工作機械／鍛圧機械／射出成型機／工作機器／産業用ロボット／油圧・空圧・水圧機器／各種切削工具類／研削砥石／研磨材／自動化・省力化機器／精密・光学測定機器／試験機器／通信・情報処理機器／CAD・CAM・CAE／FA用機器／3次元造形システム、画像処理装置、液晶関連装置／環境保全機器、リサイクル装置、産業廃棄物処理装置／新素材
同時開催	ビジネス創造フェアいしかわ2023

MEX金沢2023（第59回機械工業見本市金沢）の特徴

MEX金沢2023（第59回機械工業見本市金沢）とは、工作機械や工具、機器の総合展示会です。

出展者の対象は、工作機械や鍛圧機械、射出成型機、工作機器、産業用ロボット、油圧・空圧・水圧機器、切削工具、研削砥石、研磨材、自動化・省力機器、精密・光学測定機器、試験機器、通信・情報処理機器、CAD/CAM/CAE/FA用機器など。来場者は4万人を見込んでいます。

MEX金沢は北陸最大規模の工作機械や工具、機器の展示会。2022年5月に開催したMEX金沢2022は、156社3団体（669小間、石川県内54社、県外104社、海外1社）が出展。3万2243人が訪れました。

（参考：MEX金沢2023  出展者を募集 – 日本産機新聞）

INTERMOLD 名古屋 / 金型展 名古屋

開催概要

名称	INTERMOLD 名古屋 / 金型展 名古屋
会期	2023年6月21日(水)～23日(金)
開場時間	10:00～17:00
会場	ポートメッセなごや（〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭2-2）
主催	一般社団法人日本金型工業会
運営	インターモールド振興会（テレビ大阪エクスプロ内）
後援	経済産業省、外務省、愛知県、名古屋市、独立行政法人日本貿易振興機構、名古屋商工会議所、日本経済新聞社名古屋支社、独立行政法人中小企業基盤整備機構（順不同／申請予定）
協賛	一般社団法人日本工作機械工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本工作機械輸入協会、一般社団法人日本金属プレス工業協会、日本精密機械工業会、一般社団法人日本機械工具工業会、一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、ダイヤモンド工業協会、一般社団法人型技術協会、日本プラスチック機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益社団法人精密工学会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鋳造協会、一般社団法人日本AM協会（順不同／申請予定）
公式サイト	https://intermold.jp
予想来場者数	50,000人（同時開催展を含む）
入場料	3,000円（税込）※事前登録の上入場証持参者は無料
併催展	金属プレス加工技術展 名古屋

INTERMOLD 名古屋 / 金型展 名古屋の特徴

一般社団法人日本金型工業会、一般社団法人日本金属プレス工業協会が開催する金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD / 金型展 / 金属プレス加工技術展」は、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程における最新製品やサービスなど、注目のソリューション提案を行います。

会場内では注目テーマの展示企画フェアを実施予定。金型業界にも大きな波として押し寄せつつあるプラスチック加工に焦点を当てた「次世代プラスチック加工フェア」や、生産性向上・業務効率改善をテーマにした「製造業DXフェア」、次世代加工技術として注目される「3Dプリンティング＆AM技術フェア」をはじめ、合計6つのフェアを展開。

トレンドを集中展示することにより来場者へ訴求し、出展効果を上げる企画を実施します。

（参考：インターモールド2023/金型展2023/金属プレス加工技術展2023）

第35回 日本 ものづくり ワールド

開催概要

【展示会名称】	第35回 日本 ものづくり ワールド
【会期】	2023年6月21日 (水)～23日(金)
【会場】	東京ビッグサイト
【主催】	RX Japan株式会社

第35回 日本 ものづくり ワールドの特徴

日本ものづくりワールドは、製造業の「短期開発、生産性向上、品質向上、VA/VE、コストダウン」などに寄与することを目的に開催しており、9つの展示会で構成されています。

本展の主な来場企業は、自動車、電機、機械、精密機器メーカーの設計、開発、製造、生産技術、購買、情報システム部門の方々です。主な出展製品は製造業で使われる、IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品などです。

（参考：展示会概要 | 日本ものづくりワールド）

2023年下半期には、まだまだ見本市や展示会が開催予定

2023年下半期には、まだまだ見本市や展示会が開催されます。

引き続きお伝えしますので、次回までお待ちください。

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